1953-11-25 第17回国会 参議院 文部委員会 閉会後第1号
今回の冷害地域に対しましても、水害地と同様にこの無償ミルクの配給を是非実現いたしたいと考えまして、これ又ユニセフ当局に対しまして外務省を通じて折角交渉中でございます。現に話合いが進行しておりますので、多分来月中には向うから何らかの返事が参ると考えております。それによりまして、冷害地の児童生徒に対しましてもこのミルクの無償配付をいたしたいと考えております。
今回の冷害地域に対しましても、水害地と同様にこの無償ミルクの配給を是非実現いたしたいと考えまして、これ又ユニセフ当局に対しまして外務省を通じて折角交渉中でございます。現に話合いが進行しておりますので、多分来月中には向うから何らかの返事が参ると考えております。それによりまして、冷害地の児童生徒に対しましてもこのミルクの無償配付をいたしたいと考えております。
更にこれは国際連合の国際児童緊急基金、つまりユニセフに要請いたしまして、罹災地域の罹災児童、これは小中学校入れまして約四十万人分の脱脂ミルクの無償配付を願いまして、これは幸いに国連のユニセフ当局の認めるところとなりまして、話合いがつきまして、目下文部省所管のミルクを立換えまして現に無償配付をいたしております。話合いつきました数量は脱脂ミルク二千四百三十四トンの寄贈でございます。
戦後の学校給食は、GHQ及びララ、ユニセフ当局の好意によつて発展したものでありまして、しかして将来も実施されて行くべきものでありますが、これには家庭における経済的負担を軽減しなければ、健全な発達も期することはできません。現在文部省では、厚生省における保育所給食、それから病院給食、児童養護施設の砂糖消費税の免税問題とともに、大蔵省と折衝するように資料を準備中であります。
これにつきまして総司令部とユニセフ当局との協定が成立をいたしまして、それに基きまして、本年の九月から十月にかけまして現品が次々と到着いたしたわけでございます。これにつきましては大体大きく分けますと二つの計画が成立つわけで、ありまして、その一つは原綿を中心といたします衣料関係の計画であります。それからもう一つはミルクを中心といたします栄養関係の計画でございます。